書籍 『書物の誕生』は、16世紀ポーランドにおける書籍デザインを扱った印刷出版物です。本書は古版本を実寸で掲載し、読者が本来の判型をそのまま確認できるようにしています。ダストジャケットには、かつての八つ折判に用いられた面付けの方法が示されています。スピン(しおり紐)は、二つ折判・四つ折判・八つ折判それぞれの書物の高さを示す目印となっています。扉ページの木版画は色を反転させて印刷され、黒インキで覆われた版木を想起させます。判型は256×320ミリメートル、560ページ、約1200点の図版を収録しています。ルネサンス期の印刷技法を幅広い読者に伝えることを目的としています。