アートインスタレーション 《風の結晶》は、台湾・布袋鎮に設置された屋外アートインスタレーションである。塩の結晶をモチーフとした造形により、地域の製塩業の記憶を呼び起こす。マホガニー材を二種類の特殊な角度で切り出してテーパー状の多角形フレームを作り、それらを接合することで自由に拡張可能なトラス構造を構成している。全体がわずか二種類の部材のみで成り立つため、部品は工場で製作され、現場での組立時間を短く抑えることができる。設置面積は24平方メートルで、海風を受けて回転し、海岸線に沿って移ろう光と影を映し出す。