グラフィックアート・シリーズ 「シャニー・アブダラ・ナジ」は、一族に伝わる命名の伝統をよみがえらせるグラフィック作品シリーズである。その伝統とは、生まれた子に名を与え、その後に父の名、祖父の名を連ねるというもので、一族がイラクからイスラエルへ移住した際に途絶えた。本シリーズは、古い family の移民書類が発見されたことをきっかけに制作された。50×70センチメートルの4点と75×70センチメートルの1点、計5点のミクストメディア作品で構成され、12世紀から15世紀にかけてイラク、イエメン、モロッコで制作されたヘブライ語写本に着想を得たヘブライ文字のカリグラフィーに、イメージを織り込んでいる。